雑文20241001

 

■急に秋が来て,ひんやりした日が増えてきた.風呂上がりのドライヤーがめんどくさい&乾くまでが寒いのが嫌だ,という理由で5年以上伸ばしていた髪をばっさり切ることにした.せっかくなのでヘアドネーションをする.ちなみに美容院の予約時刻までの暇つぶしにこの文章を書いている.

 

■伸ばし始めたのは教育実習のために髪を「切らされた」後からです.まじ不本意散髪であった.だめじゃんね,そういうのって.なんか,それで誰が幸せになるのっていう話ですよ.しかも,その後3年くらいかけて髪を伸ばした状態で今の職場に入り込めてしまったわけだから,それってつまりは髪の長さなんてどうだっていいってことの証明じゃないですか….まじで,まじでまじで,まじでよぉ.

 

■今の職場にいて二年半なので,来た当初から知り合いのお客さん(まぁ,学生ってことですが)からも「伸びましたねぇ」と言われるようになった.なんか髪が長いやつという印象を与え続けてきたので,来週になって髪を短くして出勤したらどんなリアクションをされるのか,少しどきどきしている.また,同じような反応とやり取りを何度もする気がしていてちょっとめんどくさいかも(笑).まぁ,ヘアドネーションっていうのがあるんだよという話は教育的だと思うから積極的にしていこうと思っている.

 

■新しい髪形については特に深く考えておらず,ある程度美容師さんに任せちゃっていいかなと思っている.ある程度放っておいても崩れなくて,あんまりセットに手間がかからないもので,ちょっとくらい遊びがあれば嬉しいかな,といった感じ.前回美容院に行ったのは一か月前だが,その前はなんと半年も空いている.私はそのくらいめんどうくさがりなんですよ(笑).ついでに染めたらー?とも友達に言われたけど,まぁ,今はいいかなという気がする.機会を伺って,今がチャンスだと思うタイミングで派手髪をしたいかもしれない.

 

■近況でも書くか.最近はちょくちょく友達の引っ越しのお手伝いをしに行っている.私は普段面倒くさがっているだけで,やろうと思えば結構片付けが得意なのかもしれない…?という気がしてきた.いや,単に私んちがものが少ないだけかも.本が大量にある他は,あんまりものがないっていうか,画材,楽器類,ゲーム類,衣類,くらいしかないもんなぁ.ミニマリストという訳ではないけど,自分に管理できる程度で済ませようという意識が強いのかもしれない.今の家は多少散らかってはきているが,まだまだ奇麗なのでこれをキープするぞ!後は,前々から計画していた鎌倉への旅行に行けなかった.湘南新宿ラインで逆の電車に乗ってしまい,更に寝てしまったので気がついたら埼玉にいた.みんなが海を眺めたり読書会をやってる一方で,私はひとりで大宮の喫茶店でぐったりしていたという.その他,友達が薦めてくれたダイバーシティ関連の講座を受けに行ったりもして,いろいろ刺激を受けた.そして自分の左翼性を改めて実感した(笑).イベントとしてはそんな感じである.生活面はといえば,あんまりよくはないかも.自炊の意欲が全然湧かないし,そもそも自宅でなにかしようという感じになりにくくなっている.電子ピアノもblenderも一年計画の本も放置しつつある.とはいえなんもしてない訳でもなく,来年度に数検でも受けるかぁという気持ちになり,学生時代に買って殆ど読んでいなかった常微分方程式の本を読んでいる.計算も(計算ミスも)いっぱいしている.まぁ,いいのさ.変に焦らず,やりたいことをやっていればいい.

 

■…というわけで髪をばっさり切ってきた.40cmのヘアドネーションとなった.すげー!

 

■最近の思うことも書こうかしら.配慮というのはいろいろな形をとるけれども,「するという形の配慮」と「しないという形の配慮」があると思う.これらはどっちがよりよいという訳ではなく,というかどちらも必要なものだと思う.前者は外から見て非常にわかりやすいので,他者から評価もされやすくて,こういうふうに配慮すればいいんだよという見本にもなりやすい.一方で後者はそうではない.だから,後者はなんというか,ある種の「報われなさ」みたいなものを内包している.「しないという形の配慮」をし続けるのは,だからそれなりにしんどくなるときはあるものだと思う.ものすごく配慮しているのに,それを他者から認められることがほぼほぼなくて,更に言えば,真面目に考えている者ほど,「認められたい」と思っていること自体が傲慢なのでは?ということにまで思い至ってしまうと思う.だからこう,なんだろう,「しないという形の配慮」もあるんだよ,ということをまずは言いたいし,そしてそれは「するという形の配慮」と同じく重要なものであって,それをしているあなたはとても素晴らしいことをしているんだよ,と伝えていきたいなって,そんなことを思ったんですよね.個人的な話になってしまうが,私はそこそこ学生から好かれているほうだと思うし,それはなんでっていうと,私が心掛けている「しないという形の配慮」を学生達が感じ取って,それに安心感を抱いてるからなんじゃないかなって思っている.だからこう,派手さはないけど,実感できるくらいの効果はあると思う.なのでね,普段から周りには全然気づかれないような配慮をしている名も知れぬみなさんをね,私は労いたいです.はなまるですよ.